防災訓練 令和2年度 実施結果

令和2年度 防災訓練(応急復旧体制の確立訓練)

 令和2年9月15日(火曜日)に令和2年度防災訓練を実施しました。防災訓練は、地震などの災害が発生した場合に、迅速かつ適切な災害対策が行えるように、職員の判断力の養成、防災上必要な知識及び災害対応能力、防災意識の向上を図るため実施したものです。

日時

令和2年9月15日(火曜日) 午前9時00分~午後1時40分

参加人員

企業団職員 22名

運転管理業務受注者 7名 合計29名

災害及び被害の想定

 令和2年9月15日(火曜日)午前9時00分、福島盆地西縁断層帯を震源とする地震が発生し、構成団体では最大で震度6強を記録した。
 企業団の水道施設は、拠点施設であり、地上構造物を伴う取水塔、浄水場、増圧ポンプ所、調整池等の面状施設と主に地中に埋設されている導水トンネル(水路橋を含む)、送水管路の線状施設に区分される。浄水場、増圧ポンプ所などには、構造物の他に機械・電気計装設備がある。
 水道施設の想定被害は、以下のとおりである。

  1. 浄水場水処理設備の配管に一部被害が発生し、応急措置により水処理は可能な状態に1時間で復旧。そのほか建築・構造物にはほとんど被害はなし。機械・電気計装設備は、設置条件や環境、構造物の形式、機器の材質などの特性により危機の転倒、破損等の被害が想定され、巡回点検を実施
  2. 管路については、ダクタイル鋳鉄管総延長が約122kmあり、震度6弱以上で道路の崩落や液状化の可能性がある地域で管路の抜出し、破損等の被害発生が想定され、巡回点検を実施(空気弁漏水が発生)

訓練内容

 応急復旧体制の確立訓練

(1)災害対策本部設置・運営訓練

  1. 災害対策本部の設置
  2. 災害対策本部会議

(2)被害調査・巡回点検訓練

  1. 取水・導水施設、浄水施設、送水施設管路、増圧ポンプ所の被害調査

(3)情報伝達訓練

  1. 施設点検班とのデジタルmcA無線を使用した情報伝達訓練

本訓練の検証

 今回の訓練は、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら企業団単独で実施しましたが、多くの職員から大規模災害を想定した訓練の見直しを課題して挙げられました。こうした課題を整理し、次年度以降の防災訓練は、総合防災訓練として構成団体、関係機関と連携して、取水停止の緊急対応訓練・漏水対応訓練・情報伝達訓練・応急救護訓練視野に進めるものとします。
 また、災害対策本部のPCによる効率化や情報伝達の改善など危機管理体制の強化を目指して参ります。

災害対策本部設置・運営訓練
災害
対策本部設置・運営訓練_管理本館大会議室の写真
(管理本館大会議室にて)

 

被害調査及び情報伝達訓練
被害調査及び情報伝達訓練_管理本館大会議室の写真
災害対策本部会議にて、施設点検班から点検結果、被災状況などの報告を無線で受けて情報をホワイトボードへ書き込んでいる状況(管理本館大会議室にて)
被害調査・巡回点検訓練
被害調査・巡回点検 訓練の写真

 

令和2年度 防災訓練(応急給水訓練)

 令和2年10月7日(水曜日)に令和2年度防災訓練(応急給水訓練)を実施しました。
 当企業団の応急給水支援設備が設置してあるすりかみ浄水場、福島増圧ポンプ所、の2箇所において、各構成団体職員、運転管理受託者、企業団職員と合同で応急給水訓練を実施し、更なる連携強化を図るため実施したものであります。

日時

令和2年10月7日(水曜日) 午前10時00分~午前11時00分

参加人員

構成団体職員 11名

運転管理受託者 5名

企業団職員 7名 合計23名

応急給水訓練内容

 各応急給水支援設備の操作方法及び給水タンク車への注水訓練を実施した。

すりかみ浄水場
すりかみ浄水場の写真
福島増圧ポンプ所
福島増圧ポンプ所の写真

 

お問い合わせ先
総務課総務経理係
電話:024-541-4100
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